けなげな身体

こんにちは。
店長のサガワです。

咲きだしたラベンダーの勢いに躍動感があるのは気のせい?

 

疲れがたまっている時の自分の身体は後ろ側(首後ろー背中ーお尻ー足後面)は見えないから不安になります。

だから後ろ側の肩や腰に違和感があると気になってしまう。

でも、触ってみると前側(首前側ー胸ーお腹ー足前面)も、結構硬くなっていることに気づいたりします。

 

身体の前側と後ろ側の持ちつ、持たれつ・・・の関係性。

拮抗する筋肉といって、どちらかが緊張するとどちらかがゆるむ関係性を持っています。

 

お互いほどほどの緊張とゆるんでいる状態ならいいのですが、明らかに偏り過ぎると違和感が生まれるのです。

言葉をかえると、どちらかが使われていないと、どちらかがその分働きすぎるというバランス。

 

使うというのは特別な運動をしなくては、というわけではありません。

日常の動作が基本です。

生活の中での動きに運動をプラスすれば鬼に金棒です。

 

腹筋というおなかの筋肉は本来弾力があるものです。

おなかを触ってみて硬すぎたり、柔らすぎる場合、足や腰やお尻との連動で観察してみましょう。

座りっぱなしや立ちっぱなしなど動かない時間が多いかもしれません。

すると腹筋が本来の働きをせず、さぼってしまう場合があるのです。

 

けなげな身体は勝手に腹筋に頼らずバランスをとろうと頑張っています。

身体のあちこちに不具合が生まれていたら、腹筋や他のあまり意識していない筋肉に目を向けてみましょう。

伸ばす、振る、ねじる、さする、そんなセルフケアでもおさぼり筋肉にはいい刺激になります。

腹筋の弾力を取り戻すには、筋トレより、呼吸を意識したり、太もも裏を伸ばしながら歩いたり、座る姿勢に注意するだけでも違ってきます。

本当はどの筋肉も動いていたくてしょうがないのかも。

 

余談ですが、我が家の老犬は自力で立ち上がれないときもありながら、起こしてあげるとずっとグルグル歩き回っています。

疲れないのかなーと見守っていると弱い後ろ足が次第に絡み合い倒れてしまいます。

倒れても起き上がりたいときにはうなり、一休みしたいときにはその場で寝てしまう。

寝ていれば楽なのに、起き上がろうとするその本能に「身体は動くようにできている」を教えられます。

 

 

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