身体と話すタイミング

私は時々足の薬指の先が皮がむけたようになります。
「なんでかな?」と思っていた時”つま先立ちはふくらはぎに刺激を与える”との記事が目に入り、さっそくやってみると・・・つま先立ちの私の足指はバランスよく使えていないことが判明。
薬指は私にこのことを知らせたかったのかもしれません。

支柱がなければ横に伸びるのもあり、という柔軟な植物たちに拍手

「身体に聞いてみて」と言われてキョトンとする方も多いです。
相手を理解しようとするように、自分に意識を向けると、その人なりに何かに気づいたりします。
それがまさに身体の声なのです。(自分の妄想、と思っても自分にしかわからないのでそれでOK)

そしてその声を受け取ったら、直す、というより気づく→やってみる、が大事だと思うのです。

私の場合、それぞれの指が床につく感覚を味わうまで立ってパソコン作業をしていたら身体が温まってきました。
親指ばかり頑張っていたことにも気づいたので、小指を外側に寝かせて立ってみたり、歩いてみたり。

なんだか、子供の頃を思い出します。
変な歩き方が好きでふざけて歩いていたり、バレリーナに憧れてつま先立ちの真似をしたり。

そんな折、偶然に”裸足で走るようになったら腰痛がなくなった”と語る富士登山の男性をテレビで見たりして、ますます「足は大事だなー」と実感。

また、後頭部に寝癖ができてどうも気になった日がありました。
意識がどうしても後ろにいくのです。
すると、いつもモノを見る目(つまり顔は身体の前にある)が後ろに移動した感覚が起こりました。
気になるから後頭部からモノを見る感覚になっていて、「アレ、いつもと違って、世界が広がる感じ」と気づいたのです。

これもひょっとして目の前ばかりを見て前のめりになっている自分に「そんなにせかせか目の前にとらわれるな」と身体からのメッセージかも?と思えました。

何気ない身体のサインは、密かに気づいてくれるのを待っているのかもしれません。
その不調も身体との対話のタイミング、と自分に向き合うひとときを大事にすると、勝手に身体本来の働きを取り戻すスイッチが入ることをどんどん実験してみましょ。

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