風邪の効用
健康でいたい、できれば風邪もひきたくない。
しかし、季節の変わり目にひく風邪は体をリセットする効果もあるのです。
免疫力が弱ってる場合、しょっちゅう体調を崩しやすい方もいます。
その場合は「免疫力をあげるには?」に視点がいきます。
しかし、たまに風邪をひく方の多くは季節に対応する体を作るためのケースが多い。
そうなると「これも自分のため(?)」と視点が変わります。
整体に「体のだるさ」で来院する方の中にも、実は風邪が原因のだるさだったりします。
自分の体が締まっている、開いているとか感覚的にはわからないですよね。
体の仕組みは巧妙にできていて、1日の、1ケ月の、季節の、骨盤の開閉リズムがあります。
簡単に言うと締まっているときは「イケイケ状態」開いているときは「だるい」状態。
骨盤が開いているときは老廃物を捨てようとしているとき。
(女性は生理のリズムから感じられるはず)
だるくなったり、眠くなったりします。
そう、1日のリズムでいえば夜。
老廃物を捨てて軽くなった体は、朝を迎え新たに元気にスタートできるという仕組み。
これって、整体やトリートメントのあとのだるさも同じことなのです。
だから、朝と夜の体の違いがわかってくると、風邪のときの体の変調にも気づくはず。
風邪は「休もう」の合図だと察して休養をとりましょう。
早めの回復に必要なのはもちろん睡眠です。
季節の変わり目、風邪を通して自分を見つめ直す機会。
良質の睡眠が新しい体を作ります。