末端も見てね
梅雨に入ったせいか、身体がいつもと違う感覚を訴えてくる。
この時期よく聞くのが「昔の痛みが・・・」や「疲れがとれない・・・」のお声。
身体のセンサーって不思議ですね。
伸びたい方へ伸びる自由を謳歌しているようでうれしそうなカエデ
こんにちは。
店長のサガワです。
代謝が鈍る時期とも言えますが、身体の中が巡ってないと新鮮な血液が各細胞に届かないということ。
代謝というと外に出る尿や汗はわかりやすいですね。
他にもリサイクルされる血液やリンパ液、自律神経の流れなど幅広いお仕事をしている身体さん。
整体のお客様は肩や腰の不調を訴えて来店されますが、皆さん施術中意外な場所が凝り固まってることに気づきます。
それは
指であったり、足首周辺であったり、腕やふくらはぎなど・・・痛む自覚がない箇所なのです。
まるで各パーツが「頑張ってる私に気づいて!」と、主張しているがごとく。
身体目線で言わせてもらえば「さすってくれるだけでもいいよー」。
自分で手が届く範囲ならぜひ。手が届かないならタオルなどでも十分。
忘れられていると寂しく感じるのは生き物共通。だから身体も一緒です。
本来、身体と心(考え・意識・感情)は一心同体。
でも昔に比べ現代人は脳からの指令に忙しく(食べる・遊ぶなどの欲望も含めて)、身体メインというよりスケジュールがメインになってる気がします。
身体の不調は自分へのサイン。
気づいたら意識する。
そして整体に限らず色々な方法で身体に向き合ったあとは、身体のタイミングで元に戻ろうとする時期を待つことも大事。
なぜ待つのか?
それは最高の名医である”自分の身体”が見えないところで動き出すから。
血液もホルモンも神経も・・・操作できるようでできない不思議な身体の見えない部分。
「頑張ってるね」と身体をいたわると身体もそれに応えてくれます。
動植物に愛情を注ぐのと同様に、自分の身体も愛情を注げるのは自分だけ。