極端を知るとほどほどがわかる
1月から2月にかけて体調を崩す方が多いです。
まさに「風邪の季節」というキャッチフレーズ通り。
先日、サポーターのサガワも体調を崩しました。
普段なら「ずっと寝ていたい」と思うことがあっても、逆に寝ていることが辛い状態。
寒さの中に春の兆し。
しかしこうなってみて初めて「体はデトックスしたがってるんだな」とか「こういう調整を入れないと体が参ってしまうから強制的にリセットされてるのかも」と思うように。
ある人が「両極端を知ってこそ、中庸(東洋医学の言葉。真ん中、という意味)がわかる。」と、おっしゃっていましたが、「こういうことか」と納得してしまいました。
生活リズムは大きく見ると食事・睡眠・運動をチェックしますが、年末年始はまさにこのリズムが狂うとき。
極端に体が悲鳴をあげ、食欲もなくなることで普段の有り難さに改めて気づかされます。
もうひとつの気づきは、今回あんなに寝ていて腰痛が起こらなかったこと。
ウェストにヒモを巻いたひもトレをしていたからかもしれません。これは収穫です。
ヒモが体のゆがみという片寄りをほどほどの状態に保ってくれたのではないかと推測されます。
予防という意識の大切さ。
体の状態を理解できるのは自分以外にないこと。
自分の体力や精神力は理解しているようでしていないことが多いです。
体調不良が自分にとって強制的なリセットととらえると、そこから別のとらえ方が生まれる可能性もある。
ほどほどは大事だけど、そこに気づくには極端な状態を体験すると早いのかもしれません。
そう考えると「体のために」と大事をとって極端に活動を減らしてしまうと、ほどほどを体感できなくなるってこと?
なんにせよ、病気の場合を除き、体は本来動くことが自然な状態。
この感覚に気づくと、生活習慣の大切さにも気づけるようになるはずです。