肚(はら)にたまるもの

こんにちは。
サポーターのサガワです。

 

タイトルの肚ですが腹筋の「はら」でも、お腹の「はら」でも指している部分は同じです。
ただ、微妙にニュアンスが違います。
肚の「はら」は精神的な意味も宿るととらえています。
「肚が決まる」と使うときなど、を想像してみてください。

昨年のこの時期見た梅。今年はどうかな?

 

そういう目でとらえると、はらにたまるものは何でしょうか?
精神的な分野でいえば感情です。
機能的な分野でいえば代謝が鈍ってくると老廃物もたまります。
また、同じ姿勢が続き動かないことで、はらの筋肉の力(腰という要を支える力)も弱くなるので、使われない筋力もたまります。

 

ぎっくり腰の場合、腰やお尻の筋肉が硬いだけでなく、おなかまわりの筋肉もカチカチの人が多いです。
自分のはらに手を当てて、「自分は何をはらに溜めているのか」を体に聞いてみましょう。
施術は体の循環を促しますが、加えてお客様が自分の体に向き合うことで回復を早めます。

 

はらの症状で私もよくあるのですが「食べ過ぎー」という場合、何がそうさせるのか、本来の目的は違うところにあったりします。
・疲れたから、食べると回復しそう→実は「別なことしたいのに〇〇しなきゃならないのよね」との気持ちのはけ口。
・うまくいかない、つまらないからつい食べ物に手が出る→実は「どうせ、どうせ…の投げやり、諦めモード」のイライラ解消。
・食べているとき、気持ちが落ち着く→実は「不安」を一時忘れられる。

 

食べ過ぎの裏に隠れているのは、食いしん坊とは違う意味があったりします。
施術中お話ししたくない方は、もちろんこちらも無理に話しかけません。
しかし、対話しながら施術を行うことで、思った以上にたまったものを落とせる場合が多いです。
対話できる信頼関係の元、施術を行うスタイルは、いつの間にか当店の特徴のひとつになっています。

 

はらにたまるものを出すと、新しい栄養もエネルギーも体のためにどんどん巡り出すはずです。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です