疲れるのは体ではなく脳の方?

タイトルの内容の記事が昨年末から茨城新聞に連載されています。
執筆されているのは「東京疲労・睡眠クリニック院長先生」。

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7年前の親戚のワンちゃん。甘えてるのかな。疲れてるのかな。

 

脳の中の自律神経の働きと疲労の関係を解説されています。
自律神経の働きは「恒常性の維持」。
簡単に言うと「いつも同じ状態を保つことで体の機能を安定させること」。
まさしく生命維持のため、せっせと自動的に体をコントロールしているのです。
循環・呼吸・体温などを無意識に常時制御しているなんて、なんてありがたい仕組み!

 

運動すると体温上昇や酸素不足になりやすいですね。
すると自律神経はフル回転で働き、不足してるところに酸素を大量に送るため、多くの酸素を消費することに。
その時に活性酸素も細胞内に出現するそうです。

 

ご存知の方も多いでしょうが、活性酸素はあまりに多くなると神経細胞をさびつかせてしまうのです。
さびついた細胞が体内に増えると、本来の機能がはたせなくなるということになります。

 

こう考えると、連日の寒気に包まれた日々から徐々に平年並みの気温に戻るこのタイミングに疲労を感じる人が多いことに合点がいきます。
自律神経がフル回転していつもの体温に戻そうとしているのです。
外気温の変動と共に、体も追いつこうと変動しているわけです。

 

セルフケアで自律神経をサポートするためにも「睡眠」は大事、と先生は語っています。
まずは、ゆっくり眠れる環境を整え、暖かくして布団に入ってみましょう。
布団の中でゆっくり呼吸するとさらにお休みモードの自律神経(副交感神経)にスイッチが入りますよ。

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