緊張とリラックスで作られている
こんにちは。
サポーターのサガワです。
連日の猛暑に体も頑張っている毎日。
朝・晩の幾分の涼しさにメリハリの大切さを改めて感じます。
メリハリといえば陰と陽の考え方も好きです。
東洋医学の陰と陽とは、自然界において(人も含めて)全てのものが陰と陽のどちらの要素も持っているとされています。
昔からよく聞く五臓六腑のとらえ方や経絡(ツボ)も当てはまります。
食べ物の摂り方も、食材の持つ冷やす性質と温める性質に分かれるように日常で自然に使われている考え方です。
陰と陽の番外編ではありますが、私は自律神経の働きもメリハリを説明するのに一番わかりやすいと思っています。
自律神経は一日や季節のリズムにそって生活することで、自動的に体の機能を調節してくれるありがたい神経のこと。
仕事上、昼夜の別なく働く環境や、夜でも周りの電灯が明るい生活が増えてきた現代では、乱れがちですが。
この自律神経の命令を出しているのが脳です。
先日、この脳の働きの面白い記事を連続して見つけました。
若い人にスマホが原因の認知症の症状が増加しているとのこと。
原因はスマホを通し情報過多になり、脳はオーバーフローで過労状態だからだそうです。
対策は、スマホ使用後に何もしないぼんやりした時間を持つこと。
身体の働き方と同様に脳も緊張と弛緩状態のバランスが大事なのですね。
一方、脳は毎日使わない脳の神経細胞が死んでいっているので、1日に数万個減っているそうです。
(1000億個のうちの約10%なので、生活にはあまり支障がないそうですが)
つまり、加齢と共に減っていく神経細胞を増やさないように、脳を使うことが大切なのです。
ん?若い場合と高齢の場合で脳の扱い方が変わってくるっていうこと?
これは、一通り経験してきた高齢の方々は、もう新しいことに興味を示さなくなっているのではないか、とサガワは推測します。
なので、若者と高齢者が一緒の空間で切磋琢磨すると相乗効果がもたらされるのでは?
若者は情報にふりまわされないよう自分のペースを保ったり、空白のスペースを設ける。
高齢者は日々ちょっとしたことに頭を使って楽しんで生活する。
世界は緊張とリラックスで作られているのだなー。