身体を使って不安を手放す
このたびの台風19号により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
切り株だって苔と共存している。命って強くて神秘的。
我が家も警報メールが頻繁に鳴りましたが、幸い家も店も大きな被害にはなりませんでした。
報道により日を追うごとに被害の状況が明らかになり、知るたび胸が痛みます。
当たり前に送れる日常のなんてありがたいことか。
こんにちは。
店長のサガワです。
台風の来る前から心身ともに緊張していた気がします。
寝る前も悪い妄想が止まらず「えーい、なるようになる」と呼吸を意識して眠りにつきました。
(本来ビビリです)
不安は生存のために大事な感覚です。
しかし、それが長引いたり大きすぎると自分ではコントロールしづらくなります。
被災されている方々はもちろん、報道をする側、受け取る側、そして支援に当たられる方々なども無意識に心身ともに緊張しているかもしれません。
緊張が続くと疲労が抜けきれなくなります。
自分にできることだけしたら、いったん不安以外のことに意識を向け直す。
そのためには呼吸もおすすめです。(今、ここを取り戻すから)
簡単な腹式呼吸は、普通に息を吐いてから鼻から息を吸い、そのまま少し息を止め、次に口から細く長く吐く。を繰り返します。
呼吸を応用すると身体は自然にゆるんでいきます。
・手を伸ばして体全体で呼吸したり
・あくびのように全身伸びて呼吸したり
・胸とおへそに手を置いて呼吸したり
呼吸の他に足首回しも身体をゆるめます。
身体にエネルギーがまわり、あたたかくなります。
今後、台風の片づけ前後に疲労がたまらないよう、作業前後は身体をさすったり、軽いストレッチを行うことで身体の負担を減らせるといいですね。
被災者が「インスタントばかりなので、おにぎりを食べたい」と言っていた映像が印象に残りました。
そういえば”噛むことで身体を整える”とはこういう時こそ必要なんだな、と実感しました。