細部を見るか全体を見るか
急に寒くなると、頭で考えるより先に身体が「冷えに備えよ」とサインを送ってきます。
寒気、眠りの浅さ、肌の乾燥、くしゃみ鼻水・・・。
出方は人それぞれ。なので対策も人それぞれ。自分なりの対策を始動してくださいませ。
黄色と赤がお互いを引き立たせているね
こんにちは。
店長のサガワです。
身体のネットワークは不思議なもので、腰痛、肩こりの解消にだけこだわると、なかなか治っていく経過に気づけないこともあります。
細部にしか意識が向いていないと、他の部位の変化に気づけず。
私も一点に集中してしまい、周りが見えていない日常の失敗をよくやらかしますが、まさにそういうこと。
特に身体の場合は、一番気になる症状の変化は実にゆっくり。
その代わり、他の部分が先にほぐれながら、血行をよくしたり、動きを元に戻したりと陰でサポートし始めるように思います。
細部にしか意識が向かないと、小さな変化にも気づいてあげられず。
そこで他の部位に目をむけてみると、小さな変化が見つけやすく、その安心感が回復につながっていったりします。
頭でとらえている自分と身体でとらえている自分。
ふたつの自分がいる感覚で客観的にとらえると、自分の身体が愛おしくなってきます。
身体を全体的に観察するようになると、身体が喜ばないであろう食べ過ぎや夜更かしや目の使い過ぎを控えたくなってくる。
さらに身体の酷使や逆に動かさなさ過ぎも辛いだろうなぁと想像できる。
結局は自分の身体が喜ぶことを考えてあげることがセルフケアの一歩かもしれません。