不安と共に
今年も残り数日。
このホームページを訪れてくださった方、当店をご利用いただいた方、今年もありがとうございました。
コロナウィルスがもたらしたいつもと違う1年。
当店では、そんな折に勇気を出して(?)ご来店いただいたお客様に感謝申し上げます。
そして店の展開の仕方に課題をつきつけられ、答えが出ないながらも年末を迎えているのが現状の当店。
進化のためには柔らかな頭が必要だなぁ、と痛感しています。
富士山のお姿も見る方角によって雪があったり、なかったり。
こんにちは。
店長のサガワです。
個人的に振り返ると、経営的な不安と共に、一方で今できることに集中する大切さを感じた1年。
不安というのはおばけのようなもので、妄想次第で大きくもなり、小さくもなり。
それが大きくなりすぎると、心のみならず身体の緊張を引き起こすことに、自分を通してもお客様の身体の状態を通しても気づかされました。
そこから得たのは、不安を忘れようとか見ないふりをするとかよりも、もっと楽になるのは、不安を認めてそのうえで自分のできることに意識を向けること。
あれ?これって私が考えるがん保険の存在と同じだわ。
「がんになったらどうしよう」とがん保険の資料を取り寄せる。→安心するものの、がんのことばかり考えてしまう。
同様に「病気にならないように○○しよう」という意識は、いつの間にか頭に病気のワードがしみついている。
つまり、意識の向きが不安回避に向かうか、未来どうなりたいかに向かうかで、不安のお化けが大きくもなり、小さくもなる。
意識の向きを変える方法は色々とあるわけで、流行りの「鬼滅の刃」が人気なのもどこかつながっていると思われるのです。
まず現状に気づく。次に意識をどちらに向けるか選ぶ。
コロナ禍の中、情報に振り回されると選ぶ基準がわからなくなるというのも、体験して感じました。
これを日常の身体ケアに活かした場合の例を2つ。
〇歩くのが辛いなら「健康のため」と無理しなくても、身体を動かす別の方法を取り入れてみる。
〇免疫力アップには様々な方法論があるけれど、手軽にいつでもできる「笑顔」を取り入れてみる。(笑顔の自分でいるには何をすれば心が喜ぶのか、に意識を向けてみる。)
こういうことも当たり前じゃない日常を過ごしたからこそ気づけたのだなぁ、としみじみ思う師走。
不安と平安は捉え方次第。
今こそ不安の陰にある平安を見つけるチャンスととらえて、来年を良い年にしていきたいと思います。
皆様、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。